女性の身体と関わりが深い「骨粗しょう症」
女性の骨密度は、18歳くらいでピークに達し、40歳代半ばまではそのまま維持しますが、50歳前後から徐々に低下していきます。
特に閉経後は、女性ホルモン「エストロゲン」が減少することで、急激に骨密度が減ります。
加齢や閉経以外にも、骨粗しょう症になる原因はいくつかあります。
- 妊娠後骨粗しょう症
- 乳がん治療にともなうホルモン療法
- 甲状腺疾患(バセドウ病など)
- 副甲状腺機能亢進症
当院では、女性の身体特性や女性特有の病気を考慮して、骨粗しょう症の診断/治療を行っていきます。
検査方法
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骨密度検査(DXA法)
腰(腰椎)や脚の付け根(大腿骨)の骨密度を正確に測ります。
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血液検査
骨代謝マーカーという検査で、骨の新陳代謝の速度がわかります。
当院では、正確な骨密度検査(DXA法)ができます
骨密度を測る方法には、かかとの骨に超音波を当てて測る方法(定量的超音波測定法)、手のひらをレントゲン撮影する方法(RA/MD法)、2種類のX線を当てて測る方法(DXA法)などがあります。
骨粗しょう症だと診断するための基準となるのは、DXA法と呼ばれる診断方法です。
骨密度を測る場所も、腰椎(腰のあたりの骨)や、大腿骨(脚の付け根の骨)が推奨されています。
当院では、正確な骨密度を図るDXA法での検査を行っています。
骨粗しょう症の治療
骨粗しょう症の治療は、すぐに効果が現れるものではなく、年単位での治療になります。
お薬
カルシウム剤やビタミン剤だけでなく、「骨が壊す働きを抑える薬」「新しい骨を作る働きを高める薬」「骨の作り変えのバランスを整える薬」などを組み合わせて処方いたします。基本的に毎日服用します。
女性ホルモン剤
女性ホルモン減少が原因の場合は、女性ホルモン製剤(エストロゲン)を処方します。基本的に毎日服用します。
注射
「骨が壊す働きを抑える薬」「新しい骨を作る働きを高める薬」などがあります。お薬の種類によって、毎週/毎月/半年に一度など注射の頻度はさまざまです。
患者さんの「年齢」、「ライフスタイル」「お薬の効き具合」「骨折の危険度が高い箇所」などに合わせて、一人ひとりにあったお薬を選んでいきます。
参考サイト
CLINIC医院概要
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- 電話受付時間
- 受付時間詳細はこちら
- 診療科目
- 乳腺外科、婦人科、内科、外科
- 住所
- 〒494-0001
愛知県一宮市開明字畑添14-1
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乳腺外科・内科・外科
(受付時間)月 火 水 木 金 土 日祝 10:00~13:00
(8:55~12:30)● ● ● / ● ◆ / 15:30~17:30
(15:15~17:00)★ ★ ★ / / / / 16:00~18:30
(15:45~18:00)/ / / / ★ / / 婦人科
(受付時間)月 火 水 木 金 土 日祝 9:00~13:00
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◆:第3土曜は代診のため 乳腺・甲状腺のみ診療
▲:代務医師(女性医師)による診療
【院長】木曜日は一宮市立市民病院で勤務
【副院長】木曜日は小牧市民病院で勤務